ひとくちに酒屋といっても、配達だけでなく色々と仕事があります。
今回は数ある中の7つをお話しします。
酒屋の仕事 7つ
1商品の選定
現在お店で扱っているのは、日本酒、ワイン、焼酎。
ビール、梅酒やリキュールなどのその他の酒類です。
商品を選ぶ時の情報は、酒問屋さんからのFAXやチラシ、パンフレットなどから。
あるいは、季節の変わり目に開催される展示会や試飲会に参加して、など。
ビールやリキュール、缶チューハイなどはほとんどの場合、酒問屋さんの情報から選んでいる感じです。
日本酒は純米酒、ワインはチリとかオーストラリアなどが好きなので、実際に自分で試飲してみて、味わいやお値段はどうか。そして自分が売る時にストーリーが説明できて、なるほど!と言ってもらえるものを探すようにしています。
現状は日本酒とワインで自分の好きなものをそれほど置いていないので、大きなことは言えません。
しかし、今後は更に個性が出る品揃えにしていきたいです。
もちろん自分が試飲して、これならお客様が喜んでくれるだろうな、というものを揃えて。
2段ボール類を回収業者へ持ち込み
酒問屋さんから商品が運ばれてくる時のもの。
食品やジュース類を仕入れた時のもの。
缶ビールやチューハイなどの6缶パック。
タバコの納品時のものなど、段ボール類や紙類は沢山出ます。
一週間もすると倉庫が凄いことになっています。
なので定期的に回収する業者さんへ持ち込んで、処分をしてもらっています。
その業者さんには、区が回収したものや建築関係のものなど、凄い量の紙類が集まってきます。
3試飲会などへの参加
季節の変わり目に開催される、日本酒やワインの試飲会やイベント。
酒問屋さん主催の大きな展示会などに参加して、自分で味を確かめたり蔵元さんやインポーターさんと会話して検討します。
何よりも経験が大切なので、実際に店頭で置く置かないにかかわらず、今後は積極的に参加していく所存です。
4伝票処理、台帳への記帳
毎日の営業後や昼間の時間のある時に、酒問屋さんに注文した商品の伝票を整理し、本数や仕入れ値などを記帳しています。
また、お店が終わった後に出力する集計データをまた別のノートに記帳します。
その後、パソコンの青色会計ソフトへ入力。
これらで手を抜くと、5の作業をする時にてんやわんやで大慌てしてしまいます。
5税務署への申告作業
酒屋の場合は年に一度、青色申告というものを税務署に提出します。
あとリッター計算と言って、年間でお酒の種類ごとにどれだけの本数が出たか、容量ごとに集計して提出します。
容量は、1.8Lとか750mlといった瓶などのサイズのことです。
6お店の告知活動
チラシを手書きで作って印刷やコピーしたのちにお店で直接渡したり、ポステイング。
新聞屋さんにお願いして折り込みにしてもらったりしています。
また地域の無料の新聞、ミニコミ誌などにも広告を掲載したり。
最近はこのブログとかホームページを立ち上げて、お店がここにあるよ、こんなサービスがあるよ、などアピールに奮闘してます。
7お酒組合の活動
東京都だけでなく、全国にお酒の組合があります。加盟している組合員は、月に2度ほどの会議に参加しています。
この会議は地元の事務所で開催しています。組合で役職が付いている先輩の酒屋さんは、更に仕事が増えて本部に出向いたり、また別の会合に参加したりしています。
見ているだけでも、ほんと大変そう。
と以上、つらつらと書いてきましたが、両親がいてこそのお店。
現在は、実質私が全責任を追っている立場。
結婚し子供も二人いるのでほんとに奮闘中です。