クープグラスとは?
今回はシャンパングラスに関するウラ酒学をひとつ。
最近はあまり見かけなくなりましたが、昔の映画などに出てくるシャンパングラスに、口が広くて底の浅い、いわゆる「クープグラス」というのがあります。
これは、結婚式などでレセプションとしてピラミッド型のクープグラスにシャンパンを注ぐいわゆるシャンパンタワーとしての演出のためのグラスとして使われていました。
クープグラスのうまれた経緯は?
では、そもそもこのクープグラスはいったいどういう経緯から生まれたのでしょうか?
一説によると、ルイ15世の愛人である「マダム・ポンパド-ル」の乳房から取ったグラスの形という説が強いそうです。

(マダムポンパドール)
つまり、この形は女性の乳房を形どったものだということです。
また、一説にはマリー・アントワネットの乳房という説もあるとか。

(マリーアントワネット)
いずれにしてもこの形は女性の乳房の形だということです。
そういわれてみれば何となくそういう形に見えないこともありませんね。
しっかり覚えておきましょう(笑)