お酒を飲むと気分がほんわかとなりますよね。
緊張していた気分もほぐれ、明日からの仕事などまた、がんばれそうです。
そんな気分になってもらえるお手伝いがしたいな、と考えながら日々仕事をしています。
がしかし、飲みすぎると翌日がたいへんなことになるかもしれません。
酔うにまつわる熟語 14個
さて、今回は酔うことにまつわる熟語を集めてみました。
【一觴一詠】いっしょう-いちえい
酒を飲みながら詩を歌って、風流に楽しむこと。
ひとさかずきの酒を飲み、一つの詩を歌う意から
【一酔千日】いっすい-せんにち
非常にうまい酒のたとえ。
少し飲んでひと酔いしただけで、
心地よくなり千日も眠るという意味
【羽化登仙】うか-とうせん
酒などに酔って快い気分になることのたとえ。
天にも昇る心地。羽が生え仙人になって、天に昇るという意味
【曲水流觴】きょくすい-りゅうしょう
屈曲した小川の流れに杯を浮かべ、
それが自分の前を流れ過ぎてしまわないうちに詩歌を作り、
杯の酒を飲む様子
【鯨飲馬食】げいいん-ばしょく
むやみにたくさん飲み食いすること。
一度にたくさんのものを飲み食いすること
鯨のように飲み、馬のように食べるという意味
【酔眼朦朧】すいがん-もうろう
酒に酔ってとろりとした目付きになり、
頭もぼうっとして、辺りの物がはっきり見えないさま。
【浅酌低唱】せんしゃく-ていしょう
ほどよく酒を味わい飲みながら、
小声で詩歌を口ずさんで楽しむこと
きれいな酒飲みの例え
【樽俎折衝】そんそ-せっしょう
宴会でなごやかに交渉し、うまく話を運ぶこと。
「樽」は酒だる、「俎」は料理をのせる台の意味
【箪食壺漿】たんし-こしょう
食べ物・飲み物を用意し、軍隊を歓迎すること。
また広く、歓迎することをいう。
【置酒高会】ちしゅ-こうかい
盛大に酒宴を催すこと。
また、酒宴のこと。
「置酒」は酒宴を開くこと。
「高会」は盛大な宴会のこと。
【杯盤狼藉】はいばん-ろうぜき
酒宴で、あたり一面に杯や皿が散らかっていること。
また、宴会の乱れたありさま。
【放蕩無頼】ほうとう-ぶらい
酒色にふけり、勝手気ままに振る舞って品行の定まらないさま。
「放蕩」はほしいままに振る舞うこと。
【柳巷花街】りゅうこう-かがい
酒色を供することを職業とする遊郭・色町のこと。
「柳巷」は柳の木を並べて植えてある街路のこと。
【流連荒亡】りゅうれん-こうぼう
遊興や酒色にふけって家庭を顧みず、
仕事も放棄して無為な暮らしを送ること。
お酒の飲み方によっては風流にもなるし、
ひどく酔っ払いにもなるし、昔から変わらないんですね。