今回はクイズです。
昭和28年、日本で初めて缶入りジュースを発売したメーカーはどこ?
⑴ダイドードリンコ
⑵不二家
⑶カルピス
⑷カゴメ
⑸明治製菓
日本で初めて缶入りジュースを販売したメーカーは?
正解は・・・・
⑸明治製菓

(オレンジジュース缶の表側)

(オレンジジュース缶の裏側)
明治製菓がそれまでの瓶入りオレンジジュースを缶に入れて発売したのが初となります。
しかし、発売当初はほとんど売れませんでした。
なぜ売れなかったのでしょうか?
それは、、、
発売当時全く売れなかった理由
●缶の方が瓶よりも背が低く、中身が少ないという視覚的なもの
そこで、明治製菓は同じ大きさのコップに瓶と缶の両方からジュースを入れて同じ量だというCMを作成。
これでようやく火が点きます。
昭和30年「明治天然オレンジジュース」200mlの値段は1本40円。
当時、かけそば1杯が40円~50円。
映画館の入場料がひとり200円というから、いかに高い飲み物かがわかります。
いま、かけそばが400円とすれば、200mlの缶ジュースが1本400円もすることになります。
実際に缶ジュースが本格的に売れ始めたのは昭和40年代に入ってから。
当時は、缶の上部に小型の缶切りが付いており、それを2箇所に穴を開けてから飲んでいました。
子供のころを思い出しますね。

(当時のオレンジジュース缶のポスター)